イタリア語万華鏡32 『 アクセント 』

055.gif  『イタリア語万華鏡』 古浦敏生より 

32 『 アクセント 』

イタリア語は、英語と同様、強さのアクセントを用いる。すなわち、単語の中の
一つの母音が他と比べて強く発音されるのである。ヴァルトブルクというスイス
人言語学者の意見では、“イタリア語では、語末から数えて2番目の音節に
アクセントを有する単語(=第2尾音節アクセント語)が全体の81%、語末から
数えて3番目の音節にアクセントを有する単語(=第3尾音節アクセント語)が
全体の12%、語末にアクセントを有する単語(=語末音節アクセント語)が
全体の7%である”とされている。

たとえば、a-ma-re「愛する」の場合、語末から数えて2番目の音節は-ma-
である。そこで、-ma-を強くやや長めに発音して、「アマーレ」と読めばよい。
このような第2尾音節アクセント語が絶対多数を占めているのがイタリア語の
大きな特徴の一つである。
その昔、NHKテレビの人形劇「ひょっこりひょうたん島」のドンガバチョ役で
有名になった声優の藤村有広(ふじむら・ありひろ)氏は、前述のイタリア語の
特徴を十分に承知していたので、イタリア語会話の真似をする際、「アホターレ、
バカターレ」で締めくくっていた。
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フィレンツェのサンタ・トリニタ広場(ローマ・カラカラ浴場から取り寄せたジュス
ティツィア「正義」の円柱、1581建立。中央正面はフェッローニ宮、13世紀建立)

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カテゴリ:イタリア語万華鏡 古浦敏生

古浦敏生(こうら・としお)
広島日伊協会理事 故マリーザ・バッサーノさんよりイタリア語を学ぶ。
広島大学名誉教授。言語学専攻。
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by hiroshimaitaly | 2012-02-18 14:05 | イタリア語万華鏡 古浦敏生

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